横路元衆議院議長の応援演説全文
10月20日北海道札幌市西区発寒・ホンダ平直候補応援演説



私、横路孝弘です。大変長い間、この選挙区でみなさんにご支援をいただきましたこと、心から感謝申し上げます。私ども今、立憲民主党を立ちあげたのは、日本の戦後の大きな柱であった平和と民主主義、この2つの大きな柱が揺らいでいるからです。国会の中に平和を守り民主主義社会をつくっていこう、憲法を守り憲法を政治に活かしていこう、市民や国民が主役の政治をつくっていこう、そういう政治勢力が国会から消えてなくなろうとしている。それはいけないということで、枝野さんを中心として立憲民主党を立ち上げたわけでございます。そうしないと自・公と希望の党と維新の会が国会を占領したら、みなさんどうなりますか? 国会は行政をしっかりと監視しチェックする役割がある訳であります。その機能を国会が失ってしまったら、独裁になります。

行政がもう、いままでも既に安倍政権のもとで独裁的な手法、強行採決をして、国民が反対している法律をどんどん、どんどん、共謀罪、特定秘密法案、安保法制、みんなそうじゃないですか。このことを許してはならない。そんな想いで立憲民主党をたちあげました。多くのみなさんから「すっきりとして良かったね」と言われて励ましを受けながら、全国的に今、私ども頑張っております。

本多さんは枝野さんの秘書として活動してきた、そういう経歴ももっておられる方でございます。どうぞ、みなさん立憲民主党のその基本的な姿勢、平和と民主主義をしっかり守り、憲法を具体化していく、そういう立場に立って頑張ってくれる候補でございますので、みなさんのご支援を心からお願い申し上げたいと思います。

時間をお借りいたしまして、平和の問題についてちょっとお話しをしたいと思います。安倍さんは、今なぜ解散したんですか?と、こういう質問に対してこう答えています。「11月、12月になったら、何が起こるかわからないから、今のうちに解散選挙やるんだ」と彼はこう答えています。安倍さんが「何が起こるかわからない」というのはいったいなんでしょうか? みなさん。トランプ大統領は「今は嵐の前の静けさだ」と言いました。嵐とはなんでしょうか。国連総会で世界各国の首脳は、北朝鮮の問題を心配をして、ともかく話し合いで解決をしようということを、非常にみなさんが発言された。そんな中で、トランプ大統領と安倍総理だけが、安倍さんは「対話は無駄だ。」と「圧力をかかてかけて、かけぬくんだ」とこう言われました。しかし、圧力をかけてかけて、かけぬいたその先に、何が待ってるんですか? 平和が待っているでしょうか? 本当にそうでしょうか? トランプ大統領は、「嵐の前の静けさ」、「たった一つ有効な方法がある」と言われています。なんですかそれは?

安倍さんとトランプ大統領、本当に一身一体になっています。本当は、北朝鮮とアメリカの紛争なんですよ。日本が直接関与している紛争じゃないんです。日本は第三者として、仲介者に入って、紛争辞めろと北朝鮮にもアメリカにも言う立場なんですよ。それがトランプ大統領と一身一体で本当に一緒になって行動する。こんなことで本当にいいんでしょうか? もうすでに実践的な共同訓練に入っています。グアム島のB1という戦略爆撃機、これが毎日のように飛んでいきます。途中で太平洋、日本の航空自衛隊は護衛しているんですよ。日本海に入ったら、韓国の空軍が出てくる。そして、38度線の周辺を飛んでいるわけです。圧力をかけている訳です。このB1という戦略爆撃機がもっている爆弾が、どういうものでしょうか? みなさん。空から落とした時に、このコンクリート(地面)で爆発しないで、このコンクリート(地面)の壁を突き破って地下にもぐり込んで、地下数十メートルで爆発する。そういう爆弾なんです。アメリカが開発し、一度だけアフガニスタンでそれを使ったことがございます。アメリカは成功だったと言っています。こんなような爆弾を(積んでいる戦略爆撃機)使って毎日(訓練を)やっている。日本は協力しているんですよ。

先日、自衛隊のヘリコプターが海上で墜落したでしょ。あれはですね。本当ならばあんな風の強い日にやるはずはない。海上救助活動なんです。海の上をヘリコプターで飛んで行って、海の上に落ちた例えばパイロットを救うというような実戦訓練なんです。しかし、あれは実戦訓練です。だから本当に低いところを波すれすれに飛んだんだと思います。風が強くて波を浴びて墜落したんじゃないかと思いますが、まだ原因は分かっていません。しかし、もう既にそういうことがアメリカも日本もおこなっているんです。みなさん。戦争になったらどうしますか?

今から23年前に、やはり同じような紛争になったことがあった。そのときにクリントン大統領から日本に協力要請があった。北海道の新千歳空港や苫小牧の港、北朝鮮を攻撃するために使わせてもらいたい。これを当時の細川政権・羽田政権は断った。日本は憲法9条で集団的自衛権の行使は認められていないから、憲法違反ですから協力できませんと言って断った。今、みなさん、どうですか? 安倍さん強行採決して安保法制通しましたよ。 集団的自衛権の行使できるようにしたんでしょ。アメリカから言われたら協力しないといけない、そういう体制をつくったのは安倍さんなんです。

そして、その時に、クリントン大統領が攻撃するのを止めたのは、在韓米軍の司令官が、韓国にいるアメリカの司令官が、戦争になったらどれだけの被害がでるかというペーパーを出したんです。それによるとアメリカ軍の兵士が5万2000人亡くなる。韓国軍は49万人亡くなる。韓国の国民は100万人亡くなる。北朝鮮の国民は数知れず。というレポートを出して、クリントン大統領もこれじゃだめだなと言って止めて、カーター元大統領を北に派遣して話をつけたんです。話し合いで解決するしかないんです。みなさん。だから、まず、何をすべきか。今、アメリカと日本は、北朝鮮が核を凍結しない限り話し合いには応じないと言っています。これでは北は断って、話しは進みませんよね。でも、中国とロシアはこういう提案しています。北朝鮮に対してはともかく核実験を停止しなさい。アメリカに対しては米韓軍事演習をともかく停止しなさい。その上で、話し合いを行って、そして、だんだん最後の出口で朝鮮半島の非核化といったようなことを最後に出口として問題解決しようじゃないか。その間あなた方の安全保障、ちゃんと安全は保障しますよと、いうようなですね。やっぱりこれは外交なんですよ。こういうことをやってますと、アメリカも国務長官、国防長官、水面下で北朝鮮と話をしているようですよ。最近、ロシアとも話し合いを始めました。ともかく、そういう中で、ただ2人、トランプ大統領と安倍総理だけがふたりで手を結んで、今にも軍事力を行使するようなそんな環境づくりを一生懸命やってるんです。弾道ミサイル飛んできたら大変ですよ。本当は飛ばないようにするのが政治でしょう。外交でしょう。飛んでこないようにするのが。北海道だってなんですか? 飛んできたら窓ガラスから離れろとかなんとか書いてある冊子を出して、今にも危険をあおるような話をしているだけです。問題の解決は何かということを見ていかないといけない。

日本はしっかり外交努力をするべきです。北朝鮮とも話し合いをするべきです。ロシア中国の出している条件も考えるに値するものだと思います。アメリカの中にもトランプ大統領以外は、話し合いをしようというパワーがあるんですから。日本だけですよ。話し合いをしようというパワーが今の政権の中にまったくないのは。こんなことは本当に起きたら大変です。安倍さんが「選挙、今やるのは11月12月に何が起きるかわからない」と言った。しょっちゅうトランプと電話会談してるわけですから。何が起きるかわかってるんじゃないかという心配をします。この選挙が大事です。この選挙で自民党が圧勝したら、何でもかんでもあの人、信頼を得た、信任を得た、白紙委任を得たかのように、過去もやってきてるじゃないですか。だから今回こそ、平和が大事なんだという声を、みなさん大きくして出していこうじゃないですか。この選挙区、接戦です。非常な接戦です。どうか本多さんに対するご支援、心からお願いを申し上げまして、私、横路孝弘です。大変長い間、みなさんにご支援をいただきまして本当にありがとうございます。心から感謝を申し上げ、私の後継は、北海道1区の道下大樹、北海道4区のこの本多平直、みなさんにお願いする次第でございます。どうぞみなさんよろしくお願いします。有難うございます。

(文字起こし責任:鷲野宏)